2011年08月16日

レコーディング記

バンド「BLANK DISK」のレコーディングを行っています。
以前使っていたMOTU828+Digital Performerは、壊れて使えないため、今回はGarageBandでのレコーディングになります。

スタジオに持ち込める最低限の効率のいいシステムを考え、新たに BEHRINGER XENYX X1204USB を購入。
これはUSBインターフェイスを備えたミキサーで、今までラックに入れていたコンプレッサーやデジタル・リバーブなども内蔵しているので、これ一台でMacへ取り込みできます。
ただし8トラック同時などは、できないためトラックを別々に録っていきます。

効率良くレコーディングするため、まずガイドとなるドラムパートとベースパートをGarageBandのシーケンサーで打ち込みます。
練習時の録音したものを参考にテンポを決め、おおまかにコピーしました。

流れをわかりやすくするため、仮歌をさきに録音し、ドラムを録ります。

ドラムは、スタジオでドラムの前での録音となるので、通常のマルチマイクでは位相のズレを判断できないのでマイク2本をドラムの真正面上に2本、30cm程度の距離に置き、それぞれLRに振りました。さらにバスドラムにも1本の計3本で録音しました。

結果は、適度なステレオ感もあり、バスドラもいい感じ。
ミキサーに付いているコンプは録音時にかけれるので非常に便利でした。後はイコライザーでスネアなど調節しています。

次にピアノを録音。ベースはDIを通して録音していきます。
ここまででスタジオ録音1日目。

ギターは自宅録音します。

アコースティックギターは、タカミネをミキサー直結で録音しています。本当はSM58を立ててミックスしたいところですが、エアコンの音などが入るため断念しました。
初めはエレキギターでアレンジの予定だったので何テイクが録ってみたものの、曲と雰囲気が合わなかったのでエンディング部分以外はアコースティックにしました。

エンディング部分のエレキギターパートは、バッキングを録った後、リードギターを BEHRINGER V-AMP 2 を通して録音。悪趣味なほどのディストーションですが、サスティーンがかせげなかったのでバキバキの音色になりました。
フレーズはいつものように決まっていないので何十テイクと撮り続け、満足いかないものの、まあこれ以上やっても同じなので妥協しました。

日を改め、ストリングスなども自宅で録音。
後は、スタジオでコーラスパート、そして歌入れを行う予定です。

自宅のiMacですが、結局内蔵HDDはダメだったので安い外付けUSBHDDを購入し、lionをインストールしています。
やはりUSBのせいか、動作はひっかかる感じでGarageBandも12トラック以上は、再生できなくなることがあります。
残りのパート録音してどこまでいけるか挑戦です。

今回マスタリングに「AradazMaximizer5」というプラグインを使っています。
通常のレコーディングでは、昨今のCDの音圧に持っていけないのですが、これで多少はましになりそうです。

投稿者 harry : 08:04